アメリカ型鉄道模型・連載コラム『モデルライフ』 Vol.44



庭の彼岸花、突然追加で芽吹き、かなりの「林立」になってきました。この数日、開花も始まり、いっぺんに秋モードです。

JAMの仕事でなにやかやと気ぜわしい1週間でした。昨夜は「コンベンション出展者慰労パーティー」でした。人数は24人と少なかったですが、以前と違って、圧倒的多数を工作 派が占めるようになりましたので、盛り上がり方が尋常でなくなってきました。やっぱり、「手を動かしている自信」から出てくるものって、あるのでしょうか?また、お互いに熱気を引き出すのでしょうね。

今年の「JAMコンベンション」では、わたしも、ずっと若い世代にずいぶんお付き合いができました。開催前までは「鉄道模型が自分たちの世代ぐらいまでで過去のものになっていっても、まあいいか」と思っていたのですが、こうして離れた世代にまた、佳い模型センスの持ち主が現れてくると、もう少し頑張って、そうした若者たちの活躍を見てみたいし、一緒にやってみたいな、という気になってきます。

レイアウト作業の方は、引き続きクレメンタイン村の充実から冬に向かってのペースづくりです。「クレメンタイン・カーター・メモリアル・スクール」の前庭に予定して米国の注文してあった滑り台がやっと到着しましたので、ウエザリングのうえ設置しました。

バックマンの「プレイグラウンド・エキュイプメント」という遊具セットで、ちょっと玩具っぽいのですが、こうしたものでも線の太い部分をなるべく見せないようにして、成型色の上に、さらに塗装したりウエザリングでタッチやシャドウをつけると、結構使えるものです。日本では余り見かけない、回転ベンチみたいな遊具も入っていたので、使ってみました。

この「プラスティックの成型色(樹脂色)に頼るのをやめる」というのが製品利用のレイアウト製作の究極の要点のように私は思います。実際、きれいに色が付いているものにもう一手間掛ける、というのは面倒で、つい腰が重くなるのですが、そこを我慢して踏ん張ると、格段に高級感が出てきます。

これでかなり「学校らしさ」が出てきましたでしょうか?あと、線路側にトイレ小屋を、これはバスウッド製ですが、拵えれば子供の受け入れ準備完了です。

一気に進めるのも楽しいが、こうやって、日々少しずつ風景を充実していくのもまた、ホーム・レイアウトの悦びではないでしょうか?

今日はいつもより短いおしゃべり。これを書き終えて、もう一仕事して、明日昼のNEXで成田へ‥『Rails Americana』次回のための取材で10日ほどコロラドへ行かせていただきます。今日入った情報ではロッキーの高所はもう雪が降り始めているそうです。

というわけで、来週はこの定期便もおやすみ。2週間後には何か土産話をお伝えできると思います。